Hirosaki City〜旧弘前偕行社〜
弘前市は御幸町にあります、「旧弘前偕行社」をご紹介します。
現時点においては、弘前厚生学院記念館として保存されています。
この建物は、明治40年(1907年)に、
津軽藩お抱え大工・棟梁・堀江佐吉が設計したもので、
平成13年(2001年)、国の重要文化財に指定されています。
構造は、木造平屋建の洋風建築「ルネッサンス様式」を基調に設計され、
東西に長い主体部は桁行き48・8mの規模を持ちます。
また、正面玄関には、ルネッサンス風車寄とポーチが配置され、
玄関上部にルネッサンス風ドーマウインドー(屋根窓)が格調を高めています。
この地は、藩政時代「九十九森」と呼ばれる鷹狩場の1つであったとされています。
そして、明治には、「旧弘前偕行社」の新築計画の発端となった、
陸軍第八師団の親睦・厚生建築物となり完成したようです。
明治41年(1908)には、皇太子嘉仁親王(大正天皇)がこの庭園に一泊し、
「遑止園」(こうしえん)と命名し、現在は弘前厚生学院記念館として、保存されています。
歴史的な建築物や、明治・大正と数多い文化財が残されている弘前市。
古き良き時代の風情を今に伝えている素敵な街ですね♪
Hirosaki City〜旧弘前偕行社〜でした。
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- 2011.02.10 Thursday
- Hirosaki City
- 06:56
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- by seiki fujita