りんご学〜蜜入り林檎の秘密〜

蜜入り林檎1 
完熟したリンゴを切ると、
芯の周辺が黄色く透き通っていることからリンゴの「蜜」と呼ばれています。
実はこの「蜜」、収穫後、約1ヶ月で消えてしまうのです。

蜜の入る過程は、光合成を経て葉で作られる養分が、
「ソルビトール」と呼ばれる糖質となり果実中に溜まります。

その溜まった「ソルビトール」が、「ブドウ糖」や「ショ糖」などの他の糖分変えられます。
その結果、リンゴは甘くなるのですが・・・、ここで一つの特性が働きます。

それは、「蜜のできる品種」では、成熟するに従い、
果実中に溜まった「ソルビトール」を糖分へ変換する能力が低下してくるのです。

そして、この溜まりすぎた「ソルビトール」は、糖分へ変換されない代わりに、
周囲の組織から「水分」を吸収する働きを起こし、「蜜」のような状態になるのです。

蜜入り林檎3

もともと「蜜」は「水分」なので、リンゴ自体は「呼吸」作用が働くことから、
収穫後約1ヶ月で蒸散し、消えてしまいます。年を越したリンゴから、
蜜が消えてしまうことも以上のような結果によるものです。

「蜜」自体は、特に甘いわけではありません。
しかし、この「蜜」は果実中に糖分が増し、リンゴが完熟している「目印」なので、
「蜜入りリンゴ」は「甘く美味しい」と言えるのです。

ちなみに、蜜の入る品種は、「ふじ」や「北斗」、「デリシャス」です。
また、入らない品種は「王林」「つがる」「ジョナゴールド」などがあげられます。

りんご学〜蜜入り林檎の秘密〜でした。

にほんブログ村 スイーツブログへ
にほんブログ村

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • サンつがる発送開始です。
    フジタ林檎園
  • サンつがる発送開始です。
    hirosakimasa
  • りんご学〜果実の日焼け〜
    Fujirin
  • りんご学〜果実の日焼け〜
    にわ子
  • 嫁っこの一品〜鶏肉の山椒炒め〜
    FUJIRIN
  • 嫁っこの一品〜鶏肉の山椒炒め〜
    南部の種屋
  • りんごレシピ紹介”りんごのフレンチサラダ”
    FUJIRIN
  • りんごレシピ紹介”りんごのフレンチサラダ”
    pink

links

profile

書いた記事数:710 最後に更新した日:2017/11/28

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM